昨年夏には20匹、昨年暮れには当時子猫だった子たちを含め、

60匹にのぼる飼育崩壊現場に足を踏み入れ以来、

猫たちの去勢避妊手術や里親探しのお手伝いをさせていただきました。

 

未だに里親さんのついていない猫ちゃんもいれば、

体調不良で里親探しをしずらい子もいます。

私たちワンハート制作委員会は動物保護団体ではなく、あくまでも、

こういう不遇な犬猫が存在しなくなっていくための、

一般市民への啓発啓蒙を主たる活動としていますが、

保護せざる負えない状況も多々発生し、

シェルターがあるわけでもなく、 ごくごく一般の家庭の中に、

猫ちゃんたちを少数ずつお願いする、

 

《預かりボランティア》の形をもってもらっています。

 

もともと猫が居る家に預かってもらったり、

犬の居る家に預かってもらったり、

お一人暮らしの方に預かってもらったり、  形態はさまざまです。

 

60匹飼育崩壊の現場の猫も、数か月をかけて、少しずつ引き出した形でした。

最後の引き出しがほんの2か月ほど前。

2匹の猫をあらたに、預かっていいよ! と、

申し出てくださった預かりボランティアさんご家族。

 

これまでにも、一歳未満の子猫を数匹預かり、

あったか家族に巡り合うまでの、

手厚いトランジットの場所として貢献してくださったYさんご家族です。

 

2匹のうちの三毛猫のミランは、最初からとてもおとなしい子で、

いい子なんだけどおとなしすぎると心配されていました。

 

様子を見ていただく中、体に黄疸が出始め、

おしっこも黄色くなりました。

 

次第に腹水も溜まりはじめ、

真っ先に疑うのはFIP・コロナウイルス感染症という、

猫ならほぼみんな持っている可能性の高い病気なのですが

(生きている間に発症するかしないかの病)、 それを真っ先に疑い、、

 

けれども血液検査の結果はそうと断定するには数値が足りないというところで、

劇症肝炎などを疑った治療に切り替えました。

 

点滴にも通い、痛い注射も頑張って続け、 この数週間は上がり調子。

 

グルメなミランが食べられるものを・・と、

毎日工夫した食材を食べやすくしてくださり、 次第に食べる量も増えていたところ、

昨日急変、 それでも、

おいしそうにイワシにかぶりついたミランの写真を送ってくださっていましたが、

昨晩未明に亡くなりました。

 

病院での治療も受けられ、なにより優しいご家族に見守られたこの2か月は、

どんなに素敵な時間だったことかしれません。

常々、時間の長い短いでは推し量れない幸福の質量がある

信じてこの活動をさせてもらっている自分ですが、

 

ミランや、

他にも、保護中の保護猫を看取る事となったご家族みなさんが、

大変手厚く、我が子として看取って下さる姿を見させていただき、

時間の長短ではないな・・と、 そう思わせていただいています。

 

病気の時、

けがをした時、

家出してしまって心配な時、、 そして最期を看取る時。

 

そのすべての「心配な時間」を下支えしてくれるのは、

その子に常々もらった信頼という愛の形を、

私たちが家族として、感じているからではないでしょうか?

 

☁☁☁☁☁⛅

 

おしまいに、Yさんから届いたメッセージをご紹介させてください★

『ミランを預かって数週間の時に、                                          

もしかしたら看取ることになるかもしれない、看取れる? と、                             

古賀さんに言われ、家族に相談したら、 

 

看取れない!と返すのはもう無理でしょ!! 

見てあげよう!  それも経験!! と、                   

子供たちに言われ、 私も最後まで看てあげようと思ってたので、 

ものすごくうれしかった♡

 

なので、家族みんなで看取る事ができてよかったです。

 

ミランはうちに来て、少しでも幸せだったかなぁ・・。

私は ミランに会えて幸せでした。   

 

ミラン ありがとう💚』

 

ミランは 抜群に幸せだったに 決まっています。

 

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